数日前

大学に顔出した時に、PCルームでちょろちょろこっちじゃない方の日記を書いていたのですが、
隣に座っていた女の子が、ワード開いて腕組みして何かを考えている。
文章は何も書かれていない。

レポート考えてるのかなって思って自分の日記を書き始めて、

カタカタカタカタ

1000字くらい打って(15分程度)横を見たら
まだ何も書いていないで腕組みのままPC画面と睨めっこしている。

カタカタカタカタ

もう15分くらいして見てみたら
まだ何も書いていない

カタカタカタカタ

隣が段々怖くなってきた・・・
余程考え込む論文なんだろうか

カタカタカタカタ

やっと何か書き始めた。

カタカタカタカタ

15分くらい経って見てみても2行しか進んでいない。

結局その日日記に1時間くらいかける羽目になって、
やっとこさ終わらせて立ち上がる時に、隣を最後の盗み見してみる。

彼女は4行文章を書いてまた腕組みに戻っている。

内容は・・・

『あなたの生き様に感動しました。
この話が映画化になるのを私は　云々


　
　
　
　

いや・・・1時間かけて4行のファンレター書く

貴女の生き様の方が感動しそうです

見ちゃいけないものを見てしまった気がして、そそくさと逃げ出しました。
というか、作品に感動じゃなくて生き様に感動って何なんだろう・・・
考えると怖くなる。